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その昔、山形県村山地方は有数の紅花産地として全国に知られていました。
集められた紅花が船で最上川を下り、日本海を渡って京、大阪の町へと運ばれていき、莫大な富を紅花商人にもたらしたのです。
そしてその戻り船によって、貴重な京、大阪の文化が山形に持ち込まれました。お雛さまもその中の一つ。
300年を経たいまも、旧家には雛人形が数多く残され、1月から4月にかけて、山形市周辺の14市町で公開されています。

そのうちのひとつ、近所で比較的展示内容が素敵な天童の雛飾りを見てきました。
旧東村山郡役所資料館
会場は昔の役所を資料館としたものです。……現代の建物とは違った魅力あるものです。ただし見るからに地震をはじめとした災害には弱そうですけど。階段が急です。ご高齢の方にはきついと思われます。

御殿飾り
御殿飾り(大正時代)
精巧にできた組み立て式の御殿の中に15人揃いの雛人形と道具があります。京の御所をイメージしています。

古今雛1
古今雛2
古今雛3
古今雛(江戸後期)
江戸で生まれた内裏雛で装飾が多く豪華なつくりとあでやかな表情が特徴だそうです。

押絵段飾り
押絵段飾り(江戸末期~昭和30年代)
ここで見られる最も特徴的な雛だと思います。
3代にわたって作られた押絵による雛人形です。町家の手芸として広まったそうです。

折り紙を折る
建物には休憩室が設けられていて、ここでお茶をいただきながら折り紙を折る事が出来ます。
この時ちょうど、おばあちゃんとお孫さんがいました。

折紙雛
完成品です。手を合わせているものが雌雛です。ちょっと複雑な折方なのできれいに折るのは大変ですけど。